【生命保険について①】

多くの中小企業が生命保険に加入しています。保険会社のセールストークでも節税のために保険を、というフレーズが常識化していますし、何も入っていなければとりあえず何か入りましょうという風潮ですが、本当にそうでしょうか。今回は生命保険について検討したいと思います。

まず、なぜ生命保険がわかりにくいかといいますと、生命保険には大きく3つの機能が混じっているからです。1つは保障の機能で亡くなったら死亡保険が払われる、治療にお金がかかったら治療費が払われる、事故で仕事ができなくなったらその間の売上が補填される、これが保険の本来の機能になります。2つ目は貯蓄・利殖の機能です。毎月積み立ていくと満期が訪れたときにこれまで払った金額以上の金額が返還される、というものです。3つ目が節税の機能です。法人だと保険料の一部が損金算入され、個人事業でも生命保険控除により所得が控除されます。

生命保険は基本的にこの3つが何となく機能しているため、何となく加入したほうがいいのではという気になるのだと思います。解約返戻金の表を見せられ、20年後に解約すればこれまで払った保険料以上の返戻金が返ってきます、さらにその間の保険も付いているので無料で保険に入れたとの同じです、と言われると入らないと損という気になるのもうなずけます。
しかし、この3つの機能を1つ1つ見ていくとこのように何となく生命保険に入ることが本当に最善の策なのか、見えてくると思います。

次回1つ1つ説明します。

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