私が独立開業するまで (税務の仕事)

税理士法人のお客さんは確定申告を行うプロスポーツ選手や社団法人のスポーツクラブがメインでしたが、スポーツと関係の無いお客さんもそれなりにいました。スポーツ関係への興味で入社したとはいえ、本格的に税務を経験したのはここが始めてだったので、学ぶことが多くありました。他の税理士事務所もそうだと思いますが、いくつかお客さんを担当して記帳から決算、申告、節税や経営アドバイスを行うという仕事です。これまでの2社では比較的大きな会社に関わってきましたが、ここではもっと小さな会社、個人を相手にしていました。開業したてのバレーボールクラブやプロバスケチーム、野球選手、六本木のバー、ITベンチャー企業など、業界も様々で、業務も法人税、所得税の申告を中心に、給与計算や補助金の申請、さらにレジの設定やお酒のメニュー表作りなど、何でもやるという感じでした。この時は将来自分が独立するなど思っていもいませんでしたが、独立に直接つながる経験をさせてもらいました。

 

社内体制は有資格者だと会計士が4,5名、税理士が2名ほどおり、その他に記帳や事務を行うスタッフが数名おりました。そして、所長のスポーツへの思いが人選にも表れていて、スタッフはラクロス女子日本代表、セパタクロー女子日本代表、水球の男子日本代表という豪華なメンバーでした。ただ、実際の業務は地味な入力作業がメインなので息苦しそうでもありましたが…。

 

余談ですが、自分は監査法人や事業会社で働いていたときから早朝と時間があれば仕事後も勉強の時間にあてていました。特に朝はめちゃくちゃ早く、6時くらいには会社に行って事務所の解錠もよくしていました。勉強テーマはそのときどきで変わりますが、この頃は仕事に直接つながる税務が中心でした。士業は基本的に日々勉強なので、勉強が好きな人のほうが向いている世界だと思います。逆に、勉強が仕事にいきてくる場面がとても多いので勉強好きには向いている業界です。さらに独立すれば収入にも直結しますので、さらに勉強のモチベーションが上がります。

 

スポーツビジネスを志して転職したのではありましたが、気が付くと税務や小さな会社へのアドバイスといったことが楽しく感じるようになってきていました。

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