私が独立開業するまで (地元に戻る)

なぜ独立したのかたまに質問されることがありますが、使命感であるとか昔からの夢であるとか、そういったことは全くありませんでした。ただ、税理士事務所に勤務するうちに自分でもやれるかもしれない、と思い始めてみたところうまくいったというのが正直なところです。転職して法人の申告や確定申告、年末調整を自ら手を動かして経験するうちに、これならお客様さえいれば自分でも何とかなるのではと思うようになってきました。また、経験という意味でも、同じお客さんをもう1年担当するよりも、自分でゼロから始めた経験は、例え結果が伴わなかったとしても大きな経験になるだろうと考えました。

 

とはいえ、自分の周りに税理士事務所を開業している知り合いがいるわけでもなく、どのように始めたらいいのかわかりませんでした。あるのはネット情報のみで、このブログのように税理士事務所で開業されている方が書いたブログを読み漁り、参考にさせてもらっていました。また、お客さんのあてがあったわけでもなく、全くゼロからのスタートだったため、現実的に資金が持つかどうかという問題がありました。特に東京の家賃は高く、当時確か毎月14万円ほどを払っていましたので、当時の預金残高では数ヶ月(というか恥ずかしながら2ヶ月ほど)売上がたたないと資金が尽きてしまう計算でした。そうなると、一度家賃のかからない実家にお世話になるしかないかということで、消去法で地元に戻るという決定をしました。

 

地元は静岡ですが、その時点では静岡の会社に対する情報も全くなく、本当にお客さんができるのだろうかと思い、自信はありませんでした。ただ、支出もほとんどないのでそれでも生きてはいけると楽観的でもありました。また、知り合い(飲み友達や昔の同級生)が非常に多いので、お客さんを紹介してもらえるかもしれないという淡い期待もありました。実際にこの後、地元で行政書士として独立している同級生や学生の頃の部活の後輩から多くのお客さんを紹介してもらうことになり、知り合いネットワークに感謝することとなります。

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