freeeについて①

昨今freeeやマネーフォワードといったクラウド会計ソフトが勢いを伸ばしています。自動仕訳で誰でも簡単に使える、クラウドソフトなのでいつでもどこでも利用できる、といった評判がありますが、実際はどうなのでしょうか。弊社ではICSという会計事務所用のソフトをメインとして用いており、お客様のご都合により弥生会計とfreeeを利用することもあります。freee をお客様に薦めれば顧客を紹介してもらえる、freee認定アドバイザーという制度がありますが、弊社は認定アドバイザーではないので中立の立場です。

自分が使用している感想は、はっきりいって使いづらいが、条件を満たす企業についてはハマるのではないか、というものです。まず、クラウドなので当然なのですが、オンライン環境のため動作が重いです。仕訳が数本なら気になりませんが、何百本、何千本と仕訳をするのが通常ですので、この重さはかなりのストレスになります。自分の中ではこれが一番のマイナスポイントです。

次にfreeeの売りとして、まず銀行データやクレジットデータ等の自動連携ができ、初心者でも簡単に決算書まで作れる、というものがあります。しかし、お客様が弊社に送ってくるfreeeで入力したデータは毎回かなりひどい状態でして、合っているのは通帳の残高だけ、ということが多いです。ですので、結局はすべての仕訳を見直して修正する、という必要があります。freeeを使うと何となく数字が取り込めて出来上がってしまうのですが、実際は経理の知識が無いと使いこなすのは難しいと思います。

また、会計や経理業務にそもそもクラウドの必要があるのか、ということがあります。世の中クラウドがもてはやされていますが、外出先から隙間時間で仕訳を入力したい、スマホで試算表を確認したい、というシーンがどれだけあるでしょうか。

freeeの評判をネットで検索するともの凄く称賛されているため、実際に使用した感覚との違和感が大きいです。freee社のIR情報を見る売上高広告宣伝費率が直近19年6月期で78%もあります。 ネット上の記事も色んなブロガーに有料で書かせているのだとは思いますが、性能面をもう少し上げてほしいものです。

では、どのような企業にfreeeがハマるのでしょうか。

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