freeeについて②

会計ソフトのfreeeはどのような企業に相性がいいでしょうか。まず、従業員も雇わず社長が1人で事務も経理もすべてこなすという場合ですが、前回に書いたとおり会計初心者がfreeeを使って決算まで終えるのは難しいです。入力は簡単にできてもその仕訳が合っているか全くわからないからです。ですので、よほど会計に詳しいというのでない限り、おすすめはできません。

 

では、自分でfreeeを用いて入力して、会計事務所にチェックしてもらうという分担の場合はどうでしょうか。その場合、会計事務所としては結局仕訳をすべてチェックして修正する必要がありますので、自分たちでゼロから入力するのとあまり変わらないということが多いです。また、会計事務所は専用のソフトを用いており、決算から申告まで全て連携させています。もしfreeeを用いて決算まで仕上げた際には一度会計事務所の専用ソフトにベタ打ちで決算数値を転記することが必要となります。そうなると転記ミスはもちろん、決算数値が修正された場合に申告書の数値を修正し忘れるといったミスが多く発生します。ですので、会計事務所にチェックと申告を依頼するといった場合でもおすすめできません。

 

中規模の会社で経理の従業員がおり、日々の記帳は自計化されていてチェックと申告のみ税理士に依頼している会社はどうでしょうか。この場合はfreeeがかなりマッチすると思います。ある程度経理に詳しい担当者であればfreeeの機能を十分使えますし、自動仕訳の設定も適切にできればかなり作業の短縮ができます。また、価格は年間19,800円で3ユーザーとなっており、それなりの大きさの会社が使うソフトとしては格安だと思います。勘定奉行シリーズを揃えると百万円は超えますので。ただ、動作の重さはストレスかと思いますので、この点の改善が必要だと思います。

 

このようにfreeeは万能ではありませんので、導入が自社に適切かどうか慎重に検討する必要があります。

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