M&Aの仲介

M&Aといえば数年前までは大企業だけの話で、日経新聞でしか読んだことがないような馴染みのないものでした。しかし、ここ数年くらいで中小企業でもM&Aが一般的になってきました。本業が安定していてキャッシュを持っている企業が買い手としてイケている企業を探していることが多く、買い手が多くいるのだけれどもなかなかいい売り手がいない、という状況になっています。

今後、コロナの影響で良いビジネスなのに資金繰りが立ち行かなくなる企業が出てくると思いますが、そういった企業が売り手としてかなり出てくることが予想されます。

地方では中小企業のM&A案件は主に銀行、公的機関、M&A仲介会社が持っています。銀行には案件を管理している部署、又は別会社があります。担当者自ら話してくることはあまりないのですが、こちらからM&Aについてのニーズを伝えておけば相手先を探してくれたりと動いてくれます。公的機関としては事業引継ぎ支援センターが全国にあります。こちらは地元の小規模な案件がメインでして、出向している会計士の方が相談に気軽に対応してくれますが、過去自分が訪問した際はあまり良い案件がなかったように記憶しています。M&A仲介会社は最近ポピュラーになりつつあるように思います。会計事務所にも営業に来ることがあるのと、監査法人時代の同期が過去に在籍していたので話を聞いたことがありますが、案件はかなりあってうまく最後までまとめてくれるものの手数料が高い、というイメージです。M&Aが一般的になるにつれ、仲介会社の規模も大きくなっており人員が不足しているようです。といっても専門性の高い仕事のため、なかなか新卒から育てるのは難しく、また中途採用にしても業界が限られてきます。そこで多いのが銀行からの転職とのことで、将来に不安をもった銀行員の方がこれまでのスキルを使えて給与水準も高いこの業界に多く転職してきているようです。

仲介会社にもいくつかありますが、その比較は次回しようと思います。

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