SBI証券

自分は株の売買に主にSBI証券を利用しています。ふと気になってSBI証券の財務状況を調べてみたのですが、想像以上に儲かっている会社でびっくりしました。そもそもSBI証券単体としては上場しておらず、親会社であるSBIホールディングスが上場しています。その傘下にSBI証券、住信SBIネット銀行、SBI損保、SBI生保、など何と300社ほども連なっており、ネット金融を中心とした金融コングロマリットとなっています。

SBIホールディングスとしての直近20年3月期の決算は売上高3600億、税前利益が650億ほどでした。税前利益率は18%ほどであり、これでも十分すごいと思いますが、一般的に金融業界の利益率はとてもよいので、これだけでは他にも同じくらい儲かっている会社はありそうです。ただしこの数値はSBI証券以外にも先ほどの銀行、生保、損保他全てを連結した金額なので、1つ1つ見ていく必要があります。

有報を見るとグループ会社のうち規模の大きな会社が別記されるので見てみますと、SBI証券が単体で売上高1018億、税前利益が316億となっています。グループの利益の半分をSBI証券が稼いでいました。そしてこの利益率30%超というのが凄まじいです。SBI損保は売上高が530億ほどありますが、税前損失となっています。また、SBI生保は売上高121億、税前利益2億となっており、保険はそれほど儲かってなさそうです。

その中で1社見慣れない会社がありました。SBI貯蓄銀行という会社です。業績を見ると何と売上高800億、税前利益180億もありました。貯蓄銀行という名称が聞き慣れないですが、韓国の銀行のようです。(2013年、経営難にあった韓国の貯蓄銀行(個人、中小企業対象の地域密着型金融機関)を買収。当時は先行きを危ぶむ声もあったが、3年で黒字化し、今では年間130億円(2018年3月期)の純利益を稼ぐ韓国トップの貯蓄銀行になっている。以上、東洋経済オンラインより)。SBIホールディングスは住信SBIネット銀行も傘下にありますが、それよりも全然儲かっています。

さらに子会社を通して純粋なベンチャー投資も行っており、既に上場した企業の株価の値上がり益がSBIホールディングスの利益として計上されています。有名な会社ではフリーやSansan、BASEなどに出資していました。

SBIホールディングスの中には何百社もありますが、実質的にこの3社が利益の大部分を稼いでいます。ホールディングスの中に儲かる会社が3つもあるのはすごいことですね。コロナ禍での投資人口増加、地銀との提携など何かと話題も多く、まだまだ大きくなりそうです。

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