債権の回収3

具体的な回収活動として、まずは内容証明を送ります。内容証明は自分でも送ることができますが、弁護士事務所名義の方がより説得力があります。先方に発送し、受け取られた旨の通知をもらいました。これで少しは事の重大さを認識してもらえるだろうと期待していましたが、しばらくたっても連絡は無く入金もされませんでした。

 

ここまでくると先方も完全に支払い意思が無いということなのでしょう。訴訟もやむ無しと考えていた矢先に神風が起きました。土曜日の夜に経営者仲間と飲んでいた時のことです。今回の件のことを話していると、その人のネットワークで何とかできるかもしれないという話になりました。というのも、そのお客さんは建設業界の中のとある業界に属していますが、その業界は横のつながりで仕事をすることが多いため、同業者のことはよく知っていることが多いのだといいます。そして建設業なので縦の関係もしっかりしていて、過去の先輩後輩といった関係が続いているということです。

 

これは確かに期待がもてるかもしれません。早速その場でお願いすると、LINEで心当たりのある仲間に連絡を入れてくれました。すると、5分ほどですぐに本人を知っているという人を見つけることができました。そして、その人に知り合いから今回の件を伝えていただき、回収を手伝ってもらえるよう頼んでくれました。圧力をかける、という表現ではありましたが…。その人はお客さんの地元の先輩にあたる人で、どのように言ってもらったかはわかりませんが、何とその後すぐに自分のところにお客さんから連絡がありました。謝罪とすぐに払いますという内容でして、数日後にしっかりと入金されていました。

 

こうして未払い代金は無事に回収することができ、紹介してくれた経営者仲間やその友人には感謝しています。弁護士さんと色々と進めていましたが、正攻法で法的な主張をするよりも人的ネットワークを駆使する方が早い相手もいるのだと勉強になりました。それから、今後は初めてのお客さまに対して前払で頂くことも検討しなければいけないと考えています。

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