公認会計士のキャリア

公認会計士登録をすると公認会計士協会から毎月冊子が送られてきます。会計監査ジャーナルといって、会計基準や監査基準の動向、協会の活動報告などが掲載されているのですが、あまり興味がそそられないため毎回ほぼ読まずに棚に置かれることとなります。ただ、最近の号に「多様な企業等で働く公認会計士たち」という別冊が同封されていて、これがなかなか面白かったです。そこには10名ほどの会計士が取り上げられていて、そもそもなぜ公認会計士を目指したのか、試験合格後どのようなキャリアを辿ったのかがインタビュー形式で掲載されていました。

公認会計士のキャリアはかなり多様だと思います。合格するとかなりの人が監査法人に就職しますが、そこからは何でもありとなります。系列のコンサル・アドバイザリーに転職する人、ベンチャー企業に転職する人、証券会社や事業会社の管理部門に転職する人、起業する人など、千差万別です。最初に就職した監査法人にずっといる人はどれくらいいるのでしょうか。自分達の同期では1,2割くらいかと思われます。たまに同期に会うと、今どういった会社にいてこんなことをやっている、という話で盛り上がります。会計士は横のつながりが強く、誰がどこに転職したといった情報も入ってきますが、ずっと監査法人にいる人の話はあまり聞きません。今回冊子に取り上げられていた方々も、事業会社、起業、市役所、外資系金融、常勤監査役とバラエティに富んでいました。自分は監査法人→事業会社→税理士法人→事務所開業といった経歴ですが、自分が通ることのなかった道を知れるのはとても勉強になりますし、公認会計士の仕事がいたるところにあるのだと感じさせてくれます。

資格試験の予備校に通っていたときは合格体験記が大好きでした。これは合格者が資格試験期間中に実際にやった勉強法やモチベーションの保ち方、などが書かれている冊子で、他の予備校の分も含めて毎年楽しみにしていた記憶があります。これと同じで、キャリアにおいても色んな人の事例を知るのは本当にためになると感じた今回の付録でした。(この冊子に欲を言えば、それぞれの方の年収推移が記載されていれば有料級だったかと思いますが、さすがにそれは無いですね)

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